断る理由

「頼まれると断ることができない」と人に言われたりする。
まぁ当たってなくもないが、本当はちょっと違う。

だって断る理由がないもの。

子供の関係で、委員だの係だの決めなくてはならない場面に遭遇する。
自分から「はい、はーい、私やるー」とは言わないが
他に出来る人がいなければ仕方ないよね、と思う。

委員をやりたくなくてそういう場面で欠席する人もいる。
それはフェアじゃないから嫌だ。
「私は器じゃないから」って断る人もいる。
そんなの理由になるとは思わない。

自分が病気なわけでも年寄りの介護をしているわけでもなく、
乳呑み児抱えてるわけでもフルタイムで働いているわけでもない。

働いていることが委員をやれない理由になるかといえば、本音ではそうは思わないけれど、でもまあ専業主婦やそれに準じる人よりはきっと大変だろうとは思う。でも極端な話、クラス全員の親が働いていたらそんなの理由にならないし、「私は働いてるからできません」って大きな顔されてれば周りは気分も悪い。
他にサークルなんかの活動をしているから、という人もいるけれど、それってどうよと個人的には思う。
私だってダンスもしてれば、ボーイスカウトだってやってる。
スカウトの指導者には仕事を持った人が多いし、まだ小さい下の子抱えてＰＴＡやりながら隊長やってる人だっている。

学校の委員の話だけではないけれど、
何か人に頼また時に、残念だか断る理由があまり見つからない。
大体は頼まれごとの内容も大したことないし。
結果的に「頼まれたら断れない人」という印象を与えているらしい。

・・・明確な理由がある時はきっぱり断るんだけどね。